新任常務理事のための年金運用基礎講座
2024年4月15日
先を見通しにくい金融マーケット、複雑化する運用商品、制度を取り巻く環境の変化……企業年金担当者の「頭痛のタネ」は多岐にわたり、尽きることがない。加えて、母体の業務とは切り離されてしまう年金運用の特性もあって、担当者は「相談がしたくても相手がいない」という状態に陥りがちだ。このシリーズでは、企業年金常務理事・運用執行理事の経験を有する弊誌シニアフェローの小倉邦彦が、読者から寄せられる「悩み事」や「知りたい事」に答えながら、年金運用のヒントを届けていく。