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連載 新任常務理事のための年金運用基礎講座
第3回 パッシブ運用とアクティブ運用

2023年6月20日
小倉 邦彦 /  『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

2では年金運用の基礎でもある分散投資についての考え方や、政策アセットミックス(政策AM)とリバランスルールについて説明しました。今回は市場ベンチマークへの追随を目指すパッシブ運用と、ベンチマークに対する超過収益の獲得を目指すアクティブ運用について、その目的や役割を解説したいと思います。

パッシブ運用とは

A氏:研修では運用スタイルはパッシブ運用とアクティブ運用に大別されると説明を受け、概要は理解したつもりですが、もう一度おさらいしていただけますか?

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小倉 邦彦

 『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

1980年三井物産株式会社入社。本社、広島支店、ドイツ(デュッセルドルフ)等にて経理、財務業務を担当後、1998年~2006年 本店プロジェクト金融部室長。
2006年~2009年 米国三井物産ニューヨーク本店財務課 GM。
2009年~2011年 本店財務部企画室 室長。
2011年~2013年 三井物産フィナンシャルサービス株式会社 代表取締役社長。
2013年~2017年 三井物産都市開発株式会社CFO。
2017年5月~2022年6月 三井物産連合企業年金基金 常務理事兼運用執行理事。
2022年7月~2023年3月 同基金シニアアドバイザー。

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