第2回では年金運用の基礎でもある分散投資についての考え方や、政策アセットミックス(政策AM)とリバランスルールについて説明しました。今回は市場ベンチマークへの追随を目指すパッシブ運用と、ベンチマークに対する超過収益の獲得を目指すアクティブ運用について、その目的や役割を解説したいと思います。
パッシブ運用とは
A氏:研修では運用スタイルはパッシブ運用とアクティブ運用に大別されると説明を受け、概要は理解したつもりですが、もう一度おさらいしていただけますか?
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