連載　小倉邦彦の資産運用時事コラム
第7回　特別編
「企業年金の先輩に聞く資産運用の過去・現在・未来」
～元DIC企業年金基金 理事 近藤英男氏ロングインタビュー～【前編】

今回の時事コラムは趣向を変え、年金基金の資産運用に大きな足跡を残された近藤英男氏（元DIC企業年金基金理事）に、23年間に及ぶ年金基金時代(1999年~2022年)の運用方針や、運用で実際に苦労されたこと、工夫されたこと、資産運用会社や母体企業との付き合い方等をお伺いするとともに、長年にわたる資産運用の経験を踏まえた後輩へのメッセージをいただくことにしました。本コラムでは同氏の持つ豊富な知見・経験を余すところなくお聞きしようと考え、異例ともいえる2時間半かけてのロングインタビューを実施し、同氏から示唆に富む意見を多数頂戴することができました。同氏の優れた運用哲学のみならず資産運用に真摯に取り組む姿勢、資産運用に対するパッション(情熱)は、現役の常務理事、運用執行理事にも大いに参考になると思います。「前編」「中編」「後編」の３週に分けて公開いたします。