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連載 新任常務理事のための年金運用基礎講座
第6回 株式

2023年9月20日
小倉 邦彦 /  『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

第4回第5回は年金資産の4割近くを占め最大の資産クラスとなっている安全資産の債券について、2人の常務理事兼運用執行理事の対話を通して説明しました。今回は同じ伝統資産ではあるものの、収益ドライバーとしての位置付けとなる株式について説明していきたいと思います。

1 .株式の資産割合は徐々に低下

A氏:今年度は国内株(TOPIX配当込み)が4~7月で既に+16.15%、外国株(MSCI-Kokusai/円ベース)も+18.17%と絶好調で助かっています。これで昨年度のマイナスは十分埋め戻せたかなと思っています。特に日本株はこのところ外国株式と比較して伸び悩んでいたので驚きです。正直言って日経平均が3万円を超えるとは思ってもいませんでした、うれしい誤算ですね。ただ、企業年金の運用では株式の資産割合は以前に比べて抑制的になっており、とりわけ日本株から外国株へのシフトも進んでいると聞きました。

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小倉 邦彦

 『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

1980年三井物産株式会社入社。本社、広島支店、ドイツ(デュッセルドルフ)等にて経理、財務業務を担当後、1998年~2006年 本店プロジェクト金融部室長。
2006年~2009年 米国三井物産ニューヨーク本店財務課 GM。
2009年~2011年 本店財務部企画室 室長。
2011年~2013年 三井物産フィナンシャルサービス株式会社 代表取締役社長。
2013年~2017年 三井物産都市開発株式会社CFO。
2017年5月~2022年6月 三井物産連合企業年金基金 常務理事兼運用執行理事。
2022年7月~2023年3月 同基金シニアアドバイザー。

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