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機関投資家による運用会社選びのDXとは何か?

2021年10月21日
株式会社Alpharevo

これまで機関投資家による委託先運用会社の選定・調査業務は、カンファレンスでの情報収集、勉強会への出席、対面での会議、現地オフィスでのデューデリと、対面でのコミュニケーションが中心であり、あまりIT化は進んでおりませんでした。ところが昨年からのコロナ禍の影響で対面でのコミュニケーションが大きく制限されたことで、海外を中心に機関投資家が運用会社の情報をオンラインで調査し、投資実行に繋げるサービスが徐々に普及しはじめています。
この記事では今年金融庁へ登録し、サービスを公開したばかりの日本発の機関投資家向けDXサービス「Alpharevo(アルファレボ)」の概要を紹介致します。


機関投資家コミュニティでの情報交換

Alpharevoのネットワークに参加することで、同業の金融機関や、年金基金との間で形成されたコミュニティに参加し、投資運用業務に関する情報交換を行ったり、勉強会に参加することが可能です。コロナ禍の影響で実際に対面で集まるイベントや機会が減少している問題や、地理的に離れていることの不便さも、オンラインコミュニティであれば解決できます。知り合いの機関投資家を自分の繋がりとして招待する機能も備えておりますので、積極的に活用することで関係を構築し、効率的な情報収集が可能となります。


中立的立場での情報提供

Alpharevoの情報提供サービスは、機関投資家にとって有益な情報を必要に応じて届けることに徹しており、特定の運用会社や運用商品を無理に営業することはしません。Alpharevoが情報を提供する運用会社やその投資戦略は、Alpharevo自身が審査を行っており、機関投資家が適切な投資判断を下せるよう、場合によっては競合・類似戦略との比較も含めて中立的な立場でデューデリジェンスを支援いたします。


ニーズに合った投資戦略を世界中から検索

Alpharevoのデータベースツールでは、自社が運用委託先として採用可能な運用会社や、投資戦略の情報を簡単に検索、収集する事ができます。また、興味のある運用会社の担当者への連絡、ビデオ会議の予約までをワンストップで完結することが可能です。運用会社の情報収集、パフォーマンス比較等を効率化することで、多忙な投資担当者の負担を軽減します。


必要な情報だけを自動で収集

Alpharevoにログインすると、自分のメイン画面にFacebookやTwitterの様に、世界中の運用会社やヘッジファンドからの投資戦略に関する情報が流れてきます。予め興味のあるアセットクラスや、運用スタイルを登録しておくと、その条件に一致した情報が優先的に表示されますので、情報収集・調査が効率化できます。また、登録内容は他者には開示されませんので、運用会社にニーズを伝えることなく情報を収集できることが特徴です。(特許出願中)


リアルタイム翻訳機能を備えたビデオ会議システム

海外の資産クラスへ投資する上で、必然的に海外のマネージャーと英語でビデオ会議を行う機会が多くなります。Alpharevoのビデオ会議機能には、AIを活用したリアルタイムの翻訳、テキスト化機能が実装されているため、海外とのビデオ会議でも効率的なコミュニケーションが可能となります。

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