SI Opener: 食肉サプライチェーンは世界の健康に重大な脅威をもたらす
2021年3月5日
ロベコ・ジャパン株式会社
新型コロナウイルスの感染拡大が「生鮮食肉市場」のリスクを浮き彫りにしましたが、健康被害のリスクを伴うのはそれだけではありません。食肉サプライチェーン全体が世界の健康に脅威を与えています。以前にも、豚インフルエンザや狂牛病が問題化しましたし、今後も、他の疾患や、抗生物質の過剰利用に起因する薬剤耐性の問題等に直面することはほぼ確実です。また、食肉サプライチェーンは、動物福祉の問題や加工工場における賃金、健康、安全性の問題も内包するほか、森林破壊という形で気候変動の原因の1つにもなっています。これらの問題はパンデミック危機の下で注目されるようになりましたが、決して新しい問題ではなく、ロベコが長年にわたって食肉サプライチェーン関連企業とのエンゲージメントを進めてきたのもそのためです。
要点
- 食肉サプライチェーンは、動物福祉から二酸化炭素排出まで幅広い問題を内包
- ロベコのエンゲージメント・プログラムでは4つの主要分野の改善にフォーカス
- この3年間に改善は見られたが期待を下回る分野も存在
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※「SI Opener」シリーズは、サステナブル投資と人間の進歩に関連する問題を取り上げ、新しい気付きとなるような内容をお届けする記事シリーズです。
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