【CNS】2021年のインフラ株式市場の見通し – デジタル化、脱炭素化、人の移動の再開 –
コーヘン&スティアーズでは、2021年以降のインフラ株式市場は、以下「デジタル化、脱炭素化、人の移動の再開」の3テーマに牽引され、堅調なパフォーマンスを発揮する可能性があると見ております。
①デジタル化
5G対応技術が中長期的に経済のあらゆる分野を変容させると想定されるなか、急増するデータ使用量に対応するため企業と政府による無線通信網への投資も活発化しており、通信塔やデータセンター・セクターなどに対する底堅い需要をもたらすと予想しております。
②脱炭素化
世界中でCO2排出量の削減目標が掲げられ、これらは優遇税制やコスト削減構造とともに、従来の化石燃料からクリーン・エネルギー源への転換を早め、一部の米国の公益企業や太陽光・風力発電企業に、大きな変化をもたらす成長機会となると見ております。
③人の移動の再開
移動・輸送需要は、貨物・鉄道などの陸路輸送と、航空による空路旅客輸送で回復スピードには差があると見られるものの、特に貨物鉄道や港湾などの景気感応度の高い輸送サブ・セクターは、2021年、経済活動が活発になる局面で有利な立場にあると考えております。コロナ禍で深刻な影響を受けた旅客輸送セクターは、最終的に「日常」へと生活が回帰するなかで恩恵を受けると見ております。
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デジタル化、脱炭素化、人の移動の再開
<コーヘン&スティアーズについて>
上場不動産証券やインフラ株などの実物資産およびハイブリッド証券等のオルタナティブ・インカム資産に特化した資産運用会社です。米国ニューヨークを拠点に、グローバルで約799億米ドルの運用資産残高を有しています(2020年12月末時点)。
ウェブサイト:https://www.cohenandsteers.com/jp/
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機関投資家営業部 寺本・野勢
03-4530-4715
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