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【ティー・ロウ・プライス】
El Niño エルニーニョ – 気象が投資リスクになるとき

2026年10月8日
ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社

El Niño エルニーニョ – 気象が投資リスクになるとき

トンガイ・クノルブウェ(CFA)|ティー・ロウ・プライス 責任投資リサーチ部門 ディレクター

データおよび見解は2026年9月16日現在

エルニーニョ現象は勢力を強めています。米国海洋大気庁(NOAA)は現在、今秋から今冬にかけて「非常に強い」エルニーニョとなる確率を90%超と見込んでおり、10~12月の3カ月だけを見ても、1950年以降に記録されたどのエルニーニョよりも強くなる確率を75%としています¹。投資家にとって、エルニーニョの「強さ」は出発点にすぎません。重要なのは、天候による物理的な混乱が、食料、電力、貿易、財政を通じて資産価格に影響し、どこで金融・経済にとって無視できないものになるのかという点にあります。

しかし、「非常に強い」エルニーニョだからといって、すべての国が深刻なショックに見舞われるわけではありません。経済・金融面への影響は、異常気象がどこで、いつ発生するか、また各国経済がどの程度の対応力があるかによって異なります。そのため、気候リスクへのエクスポージャーが似ていても、市場への影響には大きな違いが生じる可能性があります。

したがって、エルニーニョを一律に弱気シグナルと捉えるべきではありません。むしろ、各国のソブリン市場の違いをより鮮明にする要因として捉えるべきでしょう。

気候リスクへのエクスポージャーと脆弱性は同じではありません。そして、脆弱性が必ずしも市場でのミスプライシングを意味するわけでもありません。

詳しくはレポートをご覧ください。



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