クレジット四半期アウトルック:貿易と信頼関係
2022年10月6日
ロベコ・ジャパン株式会社
2022年10-12月期「クレジット四半期アウトルック:貿易と信頼関係」
先日、ロベコのマルチ・アセット・チームは「混迷の時代」というタイトルの5カ年見通しレポートを公表し、市場参加者として対応が求められる、多くの短期的、長期的、地政学的な転換点について考察しました。クレジット・チームも同様の見方をしています。
転換点を迎えているものの1つとして、グローバル・サプライチェーンが挙げられますが、これは平時においてのみ正常に機能することが確認されています。「EUロシア(Eurussia)」の関係は破綻しました。今後は、世界で最も重要な二国間関係である「中国アメリカ(Chimerica)」の関係を、注意深く見守る必要があります。貿易期待理論によると、貿易は信頼関係が存在する場合に円滑に行われます。私たちは今、新しい軍事同盟の枠組みに沿った”脱グローバル化”(グローバル・マクロ・チームが好んで用いる言葉を使えば”再グローバル化”)の局面を迎えています。
要点
- 金融政策、財政政策、地政学政策に転換点が到来
- クレジット・サイクルとビジネス・サイクルはもう少し進行が必要
- 中央銀行はこれまで以上に市場を動かす存在に
◆ レポート全文のダウンロードはこちら ◆
※ 記事へのリンクはこちらをクリックしてください。
お問い合わせ
ロベコ・ジャパン株式会社 営業部
TEL 03-4589-5570
ウェブサイト www.robeco.jp
ピックアップ
よく見られている記事ランキング
-
セミナーレポート不透明感強まる 金融・経済環境を展望する 減速するも景気後退回避、 金融政策は日米間で逆方向へ
Web限定 セミナーレポート 市場見通し -
野村年金ニュース解説 公的年金の今後の制度改正の方向性
Web限定 企業年金 -
連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第21回モーサテでお馴染み 内田稔/高千穂大学教授に聞く「米大統領選挙後の市場の動きをどう見るか? & トランプ2.0で波乱が予想される2025年金融市場の展望」
Web限定 寄稿 資産運用時事コラム -
オルタナティブ投資 発展の歴史 第3回 誰が、投資しているのか?(前編)
Web限定 オルタナティブ 寄稿 -
セミナーレポート 金融政策と 米大統領選の行方 債券、株式、為替はどう動く?
Web限定 セミナーレポート -
オルタナティブ投資 発展の歴史 第2回 何故、オルタナティブ投資なのか?(後編)
Web限定 オルタナティブ 寄稿 -
ニュー・プロップ11月号(vol.21)を発行しました
-
連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第20回オルタナティブ投資のフロンティア「クレジット・リスク・トランスファー戦略」を解説する
Web限定 寄稿 資産運用時事コラム -
注目を集める不動産新セクター、トリプルネットリース
Web限定 不動産 企業年金 金融法人 -
地域金融機関から注目集める新ソリューション「OCIO」とは何か?
Web限定 金融法人