長期・超長期金利は フェアバリューに近い ビハインドザカーブの懸念はくすぶるが 利上げは着実に進む見込み
予想を大きく上回る上昇を見せた国内金利 地域金融機関の 債券投資戦略に迫る
2026年6月7日
2024年3月のマイナス金利政策解除により実に17年ぶりとなる「金利のある世界」に突入した。そこから金利は上昇を続け、2025年末には高市政権の誕生を契機に約20年ぶりに長期金利が2%の大台を突破。足元では中東情勢の悪化により長期金利は4月末に2.5%を超え、上昇を続けている。国内の金利環境は大きな転換を迎えたと言えよう。
金利水準だけ見れば債券への投資妙味は高まっているが、予想を大きく上回る金利の上昇ペースに頭を悩ませる金融機関も多いはずだ。債券投資では苦しい展開が続いており、各金融機関がさまざまな策を講じている。この金利上昇はいつまで続くのか。そして、今後も金利の上昇が続くとすれば、債券投資にはどのような戦略が考えられるのだろうか。Part1では債券ストラテジストへの、Part2では運用会社への取材を通じて、社債も含めた円債市場の展望と投資戦略を探る。
