英国では、政府主導で締結された「マンションハウス協定」の下、確定拠出型年金(DC)を通じた個人投資家による非上場株式投資拡大が推進されている。マンションハウス協定は、署名機関たる年金プロバイダー(年金商品を提供する金融機関、主に大手保険会社で構成)がDC のデフォルトファンドに投資している顧客資産につき、2030 年までにその5%以上を非上場株式に振り向けることを約束するものである。2024 年2月末時点におけるDC デフォルトファンドの非上場株式投資比率は0.4%程度であることから、非常に意欲的なコミットメントが示されていると言える。
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