【レポート/インフラ】コロナ最前線で活躍する新顔
資産クラスの弾力性が試される局面があるとすれば、それは経済を麻痺させるパンデミックでしょう。社会インフラは、過去12か月で打たれ強さを証明したセクターです。
社会インフラは、あって当たり前だと考えられている場合が殆どです。学校や病院、道路、公園、上下水道、刑務所など、常に社会に存在してきたものです。公共インフラのための資金がどこから来ているのか、これがどの様に変化したのかを知る人は多くありません。
料金所で通行料金を支払う有料道路は別としても、一般的に公共施設と考えられるインフラに投じられている民間資金の規模を知っている一般市民は数少ないのです。
巧妙に実行された公共インフラへの投資は、地域社会に対してプラスの影響をもたらすと同時に、機関投資家が満足するに十分なリターンを提供してくれます。
これらの投資には、長期の政府保証が付いたPPP(官民パートナーシップ)形式が用いられることが多く、投資家が受領する支払いは物価連動型であるといった特徴がある他、一般的に伝統資産クラスとの相関が低くなっています。
PPP形式は、投資家にとって魅力的な特徴を数多く有しています。契約は長期かつ政府保証がついており、一般的にアセットの設計・建設・資金調達・メンテンナンスを含む内容となっており、需要リスクや競合、景気動向から影響を受けにくい点が特徴です。また、インフラ施設が利用可能な状態にある限り、政府が支払う収入を受領する事ができる仕組みです。
これらは全て、正常な景気サイクルを前提とした話です。2020年の様に、経済が危機に直面し、需要リスクが急拡大する場面では、何が起きるのでしょうか?投資先の学校において生徒が登校しなくなったら、どうなるのでしょうか?
この続きは、ウェブサイトでご覧いただけます:
https://www.ampcapital.com/jp/ja/insights-hub/articles/2021/february/CE-the-new-face-of-frontline-responders
———————————————————
お問い合わせ
法人営業部
japan_institutional_business@ampcapital.com
———————————————————
AMPキャピタルについて
170年を超える歴史と実績を誇るAMPグループの資産運用会社。インフラと不動産に強みを持ち、債券、株式、マルチアセットなど多様なソリューションを提供しています。インフラ投資運用における実績は30年超、複数の市場サイクルを通じて確立された有数のトラックレコードを誇り、非上場インフラの資産運用規模は259億豪ドルに上ります。(2020年12月末時点)。
ウェブサイト:www.ampcapital.com/jp/ja/insights-hub
LinkedIn:www.linkedin.com/showcase/amp-capital-japan/
———————————————————
ピックアップ
よく見られている記事ランキング
-
利上げが進む今こそ再考したい 国内債券の投資意義と2025年の市場見通し
Web限定 債券 金利 -
野村年金ニュース解説 確定拠出年金専用ファンドの動向(2024年12月)
Web限定 企業年金 -
相次ぐ米国重要経済指標発表の影響は。今後米国経済が歩む二つのシナリオを解説
Web限定 寄稿 市場見通し -
DeepSeekショック襲来で円高が進んだワケ。FOMCにECB理事会各国中央銀行の動静も解説
Web限定 寄稿 市場見通し -
オルタナティブ投資 発展の歴史 第6回 ヘッジファンドの変遷(後編)
Web限定 オルタナティブ 寄稿 -
連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第22回アセットオーナープリンシプルで注目を集めるOCIOを徹底解説 後編:DB運用責任者がOCIOについて語る(仮想座談会)
Web限定 寄稿 資産運用時事コラム -
連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第20回オルタナティブ投資のフロンティア「クレジット・リスク・トランスファー戦略」を解説する
Web限定 寄稿 資産運用時事コラム -
リレーコラム データサイエンスの新地平
~オルタナティブデータ活用最前線~
第8回 「TVメタデータ」によって可能になるトレンド・シグナルの可視化
Web限定 寄稿 株式 -
注目を集める不動産新セクター、トリプルネットリース
Web限定 不動産 企業年金 金融法人 -
地域金融機関から注目集める新ソリューション「OCIO」とは何か?
Web限定 金融法人