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来週を考える | 2024.07.05

2024年7月5日
アリアンツ・グローバル・インベスターズ株式会社

センチメントを測定する

個別銘柄のアナリストのセンチメントから判断すると、明確なトレンドが出現しつつあります。米国経済は、ハードランディングであれソフトランディングであれ、着地しそうにありません。アナリストは、中国経済が安定成長を維持できるとの確信を持てずにいます。2023年第2四半期から今年の第1四半期までは、センチメントが改善する局面が続きましたが、最近になって楽観的な見方は一転しました。それにもかかわらず、全体的な見通しはまだ明るさを保っています。ただし、これはドイツには当てはまらず、同国の将来の見通しはこのところ悪化しています。アナリストの予想からも好転の兆しはうかがえません。少なくとも、ここ数カ月にわたり世界の主要なビジネスメディアから収集した5万4,000件以上のアナリストのコメントを分析したメディア調査機関「メディア・テナー」の評価は、上記のように示唆しています。

一方、バンク・オブ・アメリカの直近の月次グローバルファンドマネジャー調査(2024年6月半ば時点)は全く異なる見通しを示しており、「ソフト」ランディングを予想しているファンドマネジャーは全体の64%と、5月の調査から大幅に増加しました。若干の成長鈍化を伴う「ノーランディング」シナリオを予想する割合は、26%にも上りました。


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