市場見通し|投資スタンスを「現状維持」から「様子見」へシフト
2024年6月24日
フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社
主要資産を横断的に分析し、最新の投資見通しをまとめた「アロケーション・ビュー : 様子見にシフト」レポートをお届けします。
本レポートでは、現在の市場で注目されているマクロ経済の主要なテーマを解説し、それらが様々な資産にどのように影響するかの見通しをまとめています。
「マクロ経済の動向が株式・債券といった資産にどのように影響するかを一通り知りたい」という方に役立つ内容になっていますので、ぜひご覧ください。
【概要】
投資スタンスを「現状維持」から「様子見」へシフト
- 経済は建設的な成長見通しとなっている一方、当社は5月のグローバル株式市場のバリュエーションは行き過ぎた水準に達しているとみています。これは、株価の急反発によるもので、ファンダメンタルズの改善を背景にした投資家の楽観は、マーケットに完全に織り込まれた可能性が高いでしょう。
- 当社は、グローバル株式はグローバル債券を上回るパフォーマンスを見せる可能性があると予想していますが、投資スタンスを4月の現状維持(staying the course)から、様子見(sidelines)にシフトしました。
- また、各国の金融政策における違いが大きくなると見ており、これを踏まえて高格付け債券を選好しています。欧州国債は引き続き魅力的であり、緩和サイクル開始の恩恵を受ける可能性が高いと予想しています。
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