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連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第42回  
プライベートアセットにおけるオープンエンドとセカンダリー投資を徹底解説 前編
「企業年金は何故オープンエンド・ファンドを選好するのか?」
~ハミルトン・レーン/明治安田アセットマネジメント年金運用セミナーにおけるNFRC古池シニア・コンサルタントとの対談より~

2026年10月29日

はじめに

確定給付企業年金(DB)におけるプライベートアセット(PA)投資に関する最近の顕著な傾向は、オープンエンド型ファンドとセカンダリー投資の増加であろう。オープンエンド型ファンドは、従前より実物資産のインフラや不動産においては、日本では導入の経緯もあり主体になっていたが、足元ではプライベートエクイティ(PE)やプライベートデット(PD)でもオープンエンド型ファンドが徐々に増えている。セカンダリー投資はPEではプライマリー、共同投資と並びそれなりのシェアを占めており、DBではセカンダリーファンドを選好する傾向が以前より強かったと言える。さらに、プライマリーに比べてリスク・リターン効率が高く、ファンド期間が相対的に短いセカンダリーファンドは、実物資産のインフラや不動産、PDでもファンド数が徐々に増加傾向にある。

ハミルトン・レーンと明治安田アセットマネジメント(以下、MYAM)は、新たに日本で募集を開始するオープンエンド型でセカンダリー特化のPEファンドに関するセミナーを10月14日に大阪、16日に東京で開催した。

同セミナーにおいて筆者は野村フィデューシャリー・リサーチ&コンサルティング(以下、NFRC)古池シニア・コンサルタントと、「PEにおけるオープンエンドとセカンダリーの活用」とのタイトルで対談した。オープンエンド型ファンドとクローズドエンド型ファンドの相違点や何故DBがオープンエンド型ファンドを選好するのかといった点や、オープンエンド型ファンドに投資をする際の留意点、また、セカンダリーファンドにおける従来型のLP-LPとGP主導型の相違点や何故DBがセカンダリーファンドを選好するのか、さらにはセカンダリーファンドに投資をする際の留意点を議論した。

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