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連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第36回
企業年金関係者が語る2026年の運用課題(中編)Part 1

2026年4月20日
小倉 邦彦 /  『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

今回の時事コラム「DB関係者による2026年運用課題」は、10名を超えるDBの常務理事や運用執行理事、また多くの運用コンサルタントの方に2月中旬〜3月初旬にかけて個別に面談させていただいた内容を、架空のDB運用責任者5名と運用コンサルタント2名による仮想座談会形式にしてお届けするものである。前編では「年金を取り巻く環境変化」と題して、アセットオーナー・プリンシプル(AOP)への対応状況や、厚労省が進める「他社と比較できる見える化等」、また最近よく話題になる給付改善に加えてOCIO(Outsourced CIO)についての議論を行った。

中編では伝統4資産と流動性のあるオルタナ投資としてのヘッジファンドやマルチアセットについての議論を紹介したい。なお、多くの面談は中東情勢緊迫化の前に実施された関係上、それによる市場の下落は想定されておらず、座談会での前提となる株価や為替、金利水準は3月初旬までの市場がベースになっている点はご理解賜りたい。また、中編では債券や為替関連をPart1とし、それ以降の株式やヘッジファンド等はPart2とした。

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小倉 邦彦

 『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

1980年三井物産株式会社入社。本社、広島支店、ドイツ(デュッセルドルフ)等にて経理、財務業務を担当後、1998年~2006年 本店プロジェクト金融部室長。
2006年~2009年 米国三井物産ニューヨーク本店財務課 GM。
2009年~2011年 本店財務部企画室 室長。
2011年~2013年 三井物産フィナンシャルサービス株式会社 代表取締役社長。
2013年~2017年 三井物産都市開発株式会社CFO。
2017年5月~2022年6月 三井物産連合企業年金基金 常務理事兼運用執行理事。
2022年7月~2023年3月 同基金シニアアドバイザー。