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WTWが「資産運用フォーラム2025」を開催 
年金資産運用の基礎知識を解説 オンデマンドでも配信

2025年5月19日

世界140カ国の企業に対し人材やリスク、資本の分野でソリューションを提供しているWTWはこのほど、年金資産運用における主要なテーマを取り上げた「WTW資産運用フォーラム2025 」をオンラインで開催した。企業年金の新任常務理事をはじめ年金資産運用の基礎知識習得を目指す人を対象に、積立比率や予定利率といった6つのテーマを解説した。

同フォーラムはオンデマンド方式でも配信されており、下記の同社サイトから登録することで視聴可能(無料)となっている。
https://www.wtwco.com/ja-jp/insights/2025/04/webinar-wtw-investment-forum-2025

フォーラムの詳細は下記の通り。

第1回:年金資産運用の実務を行う上で必要となる基礎知識の習得
資産運用に必要不可欠なリスクや分散効果といった基礎知識についての説明に加え、年金資産運用で最も重要という「政策アセットミックス」や、その策定に重要な役割を果たす「年金ALM」の基本的な考え方・手法、そして策定した政策アセットミックスの管理手法についても解説している。

第2回:積立比率
年金資産運用の目的は、給付財源としての積立金の確保であるため、資産運用においては積立金と年金債務の関係(=積立比率)を意識することが重要という。そこで年金債務の種類や算定方法、積立比率の意味合いについて取り上げている。また、確定給付企業年金をマネジメントしていくうえで重要な資産運用・財政運営・企業会計・給付設計の関係も整理している。

第3回:予定利率
確定給付企業年金を運営する上で重要な予定利率について、その意味合いや年金資産運用との関係、そして年金制度の状況に応じた予定利率の水準設定の考え方について取り上げている。

第4回:マネジャー・ストラクチャー
効率的な運用機関選定を行うためのマネジャー・ストラクチャーについて、その基本や株式・債券のストラクチャーの構築方法、近年注目されている運用戦略の位置づけに対する考え方などを解説している。

第5回:オルタナティブ投資
ポートフォリオ分散の観点から重要性が高まっているオルタナティブ投資。オルタナティブ投資の投資目的を整理したうえで、代表的な戦略であるヘッジファンドやオルタナティブ・クレジット、低流動性資産の概要を解説し、さらに実行に向けた考え方についても触れている。

第6回:運用評価
運用機関が再現性のある成果を出せるかどうかを見極めるための運用評価について、定量評価・定性評価の各手法や、両者の組み合わせによる判断のしかたについて、株式運用を例に解説している。

WTW について

WTW(NASDAQ:WTW)は、企業に対し、人材、リスク、資本の分野でデータと洞察主導のソリューションを提供しています。世界140の国と市場においてサービスを提供しているグローバルな視点とローカルな専門知識を活用し、企業戦略の進展、組織のレジリエンス強化、従業員のモチベーション向上、パフォーマンスの最大化を支援します。

私たちはお客様と緊密に協力して、持続可能な成功への機会を見つけ出し、あなたを動かす視点を提供します。