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会社に対する信頼とそれに報いる経営陣
キャッシュバランスプランで初の給付改善に向けて制度変更に動く

2024年9月17日

人材を資本として捉え、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」への関心が高まっている。こうした中、企業年金はこれまでも従業員の老後生活のための重要な人事制度として多くの企業が導入しているが、「従業員が企業年金制度を十分に理解できていない」との声がしばしば聞かれる。

そこで本企画では、従業員目線から企業年金の制度変更を実施したり、従業員に対して制度の普及を行ったりする企業の具体的な取り組み事例を紹介し、従業員エンゲージメント高める企業年金の位置づけを再確認する。第1回は企業年金でも初となる給付改善を行った日立ハイテクの取り組みについて、同社人事部門と日立ハイテク企業年金基金の関係者に話を聞いた。

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