【フランクリン・テンプルトン】市場見通し│アロケーション・ビュー:米国の波に乗る
2024年12月24日
フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社
本日は、主要資産を横断的に分析し、最新の投資見通しをまとめた「アロケーション・ビュー」をお届けします。
本レポートでは、現在注目されている市場やマクロ経済の主要なテーマを解説し、様々な資産にどのように影響するかの見通しをまとめています。
「マクロ経済動向が株式・債券といった資産にどのように影響するかを一通り知りたい」という方に役立つ内容になっていますので、ぜひご覧ください。
【要旨】
- トランプ氏が米国大統領に再選されたことで、世界の政治・経済情勢が変化し、米国では保護主義の時代が到来し、多くの投資対象資産が影響を受ける可能性が生じています。トランプ新政権の政策は、当社の現在の全資産にわたるポートフォリオ・ポジションと各市場の2025年の当社の見通しを概ね裏付けるものとなる一方で、市場の不確実性を高めるものとなっています。
- こうした中、当社は、米国で強いマクロ経済のファンダメンタルズが続いていることと、高水準のバリュエーションや最近のインフレデータから懸念が生じていることを考慮し、リスク資産に対して慎重ながらも楽観的な姿勢を維持しています。当社は、マクロ環境がより軟調な北米以外の市場よりも、米国およびカナダの株式を選好しています。リスク選好姿勢を維持しているため、引き続き債券への配分を全般に低く抑えていますが、その中でも、北米以外の地域における金融緩和の可能性を考慮し、それらの地域の国債に高めに配分しています。
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