市場見通し│アロケーション・ビュー:守りの港で待つ
2024年10月28日
フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社
本日は、主要資産を横断的に分析し、最新の投資見通しをまとめた「アロケーション・ビュー」をお届けします。
本レポートでは、現在注目されている市場やマクロ経済の主要なテーマを解説し、様々な資産にどのように影響するかの見通しをまとめています。
「マクロ経済動向が株式・債券といった資産にどのように影響するかを一通り知りたい」という方に役立つ内容になっていますので、ぜひご覧ください。
【要旨】
- マクロ経済のファンダメンタルズが良好な環境下では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げは、通常、リスク資産の支援材料となります。しかし、株式のバリュエーションが高く、目先の見通しが不透明であるため、当社の楽観的な見方はやや後退しています。これを踏まえ、リスクを追加するための魅力的な機会を待ちながら、10月に向けてはアロケーションにおいて中立的なスタンスを維持しています。
- 企業業績の成長期待が悪化していることを受け、当社は米国株の保有比率を下げ、より成長見通しの明るい国への投資を再び積み増しました。一方、軟調な経済成長は日本に対する見方に影響を及ぼしています。
- その他の地域については、景気刺激策を発表した中国に対するポジションを増す一方、利回りの低下により米国国債のリターンの可能性が低下するとの見方から、米国以外の先進国国債を選好しています。
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