市場見通し│アロケーション・ビュー:トリッキーな市場、見極めが難しい時
2024年8月26日
フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社
主要資産を横断的に分析し、最新の投資見通しをまとめた「アロケーション・ビュー」をお届けします。
本レポートでは、現在注目されている市場やマクロ経済の主要なテーマを解説し、様々な資産への影響についての見通しをまとめています。
「マクロ経済動向が株式・債券といった主要な資産にどのように影響するかを一通り知りたい」という方に役立つ内容になっていますので、ぜひご覧ください。
【要旨】
- 経済の見通しは建設的であるにもかかわらず、グローバル株式市場は依然として脆弱な状態にあります。ディスインフレが進行し、利下げが予想されていますが、ボラティリティの上昇は、今はポートフォリオで積極的なポジションを取るタイミングではないことを示唆しています。
- グローバル株式はグローバル債券よりも高いパフォーマンスを上げる可能性があるとみていますが、資産配分は中立スタンスを維持しています。
- 各国の金融政策は引き続き分岐しており、これを踏まえ、当社は高格付け債券を選好しています。資産クラスやセクター全般で、高バリュエーションの正当化に必要な好材料を市場は完全に織り込んでいるとみており、「判断の難しい」投資環境となっています。
最新のマーケット情報は弊社ホームページでもご覧いただけます。
最新マーケット情報はこちら
ピックアップ
よく見られている記事ランキング
-
利上げが進む今こそ再考したい 国内債券の投資意義と2025年の市場見通し
Web限定 債券 金利 -
野村年金ニュース解説 確定拠出年金専用ファンドの動向(2024年12月)
Web限定 企業年金 -
相次ぐ米国重要経済指標発表の影響は。今後米国経済が歩む二つのシナリオを解説
Web限定 寄稿 市場見通し -
DeepSeekショック襲来で円高が進んだワケ。FOMCにECB理事会各国中央銀行の動静も解説
Web限定 寄稿 市場見通し -
オルタナティブ投資 発展の歴史 第6回 ヘッジファンドの変遷(後編)
Web限定 オルタナティブ 寄稿 -
連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第22回アセットオーナープリンシプルで注目を集めるOCIOを徹底解説 後編:DB運用責任者がOCIOについて語る(仮想座談会)
Web限定 寄稿 資産運用時事コラム -
連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第20回オルタナティブ投資のフロンティア「クレジット・リスク・トランスファー戦略」を解説する
Web限定 寄稿 資産運用時事コラム -
リレーコラム データサイエンスの新地平
~オルタナティブデータ活用最前線~
第8回 「TVメタデータ」によって可能になるトレンド・シグナルの可視化
Web限定 寄稿 株式 -
注目を集める不動産新セクター、トリプルネットリース
Web限定 不動産 企業年金 金融法人 -
地域金融機関から注目集める新ソリューション「OCIO」とは何か?
Web限定 金融法人