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オルインVol.51 シリーズ対談 進化する年金運用
激変する運用環境に立ち向かうアセットオーナーとコンサルタントの事例を紹介する本シリーズ。これまで企業年金に登場いただいてきたが、今回は「番外編」として学校法人の資産運用の取り組みを取材した。東京理科大学で資産運用を担う片寄裕市氏、高田久徳氏と、コンサルタントの立場から大和ファンド・コンサルティングの髙城一也氏に語り合っていただいた。
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Vol51_年金対談_東京理科大
連載 小倉邦彦のセミナーレポート 第10回 大和ファンド・コンサルティング セミナー(後編)
大和ファンド・コンサルティング主催によるセミナーが9月6日に開催された。藤倉敬社長によるユーモアに富んだ開会挨拶に続き、第一部では「日米の金利・金融政策の見通し」と題して「Newsモーニングサテライト(モーサテ)」でもおなじみの大和証券・金融市場調査部の谷栄一郎部長と川原竜馬次長から、転換点を迎えつつあるマーケットの今後の展望や、日米の金利および金融政策見通しについての説明があった。同日夜には市場が注目する8月の米雇用統計が発表されるということもあり、参加者の関心は極めて高かったようだ。
第二部では「資産運用立国に向けた今後の展望」と題してパネルディスカッションが実施された。同社三田部充フェローがモデレータ―となり、企業年金からはベネッセグループ企業年金基金の小川詞子常務理事兼運用執行理事、学校法人からは東京理科大学イノベーション・キャピタルの高田久徳代表取締役、そして資産運用立国分科会のメンバーでもあった企業年金連合会の中村明弘運用執行理事がパネリストとして登壇し、企業年金関係者が関心を抱いている「運用力の向上」や「運用の見える化」さらには「新興運用会社等」について活発な議論が交わされた。
第一部、第二部共にテーマが時宜を得たものであり、登壇者にも各分野の著名人をそろえていたことから、企業年金関係者を中心に約100名の参加者を集め、会場はほぼ満席に近い状態であった。
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