自ら動けば周囲も助けてくれて新たな情報にも出合えるのが
資産運用業務の面白さ

「せっかく当時の業務に関連する資格を取った矢先に基金へ配属されたことで、正直に言って、最初は今ほどの熱量で仕事に取り組めていなかったかもしれません。しかし今では、これまで経験してきた仕事の中でも資産運用業務が一番面白いと感じています。あれほど嫌いだった数字も大好きになったくらいですから」

こう話すのは、住友理工企業年金基金で常務理事兼運用執行理事を務める蔭山治伸氏だ。現在は近隣の基金を巻き込んで、勉強会や交流会を開催するほどまで業務に精力的に取り組んでいるが、着任当初は少し事情が異なったようだ。