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プライベートアセット投資のポイント
~米国公的年金の事例から学ぶ~

2020年12月23日
五藤 智也 / マーサージャパン  ウェルス・コンサルティング本部代表 パートナー

米国最大の公的年金であるCalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)は、プライベートエクイティに約250億ドル投資しており、プライベートエクイティチームには約30名のスタッフがいる。しかしながら、2020年9月に開催された資産運用委員会の資料によると、CalPERSのプライベート・エクイティのパフォーマンスは、過去1年、3年、5年、10年、20年のいずれの期間においても、プライベートエクイティのインデックスをアンダーパフォームしている。その要因として、CalPERSは、一貫したコミットメントの欠如、方針の一貫性の欠如、分散の不足、コスト効率性の低さを挙げている。このCalPERSのアンダーパフォーマンスの要因から、プライベートアセット投資において重要な点を説明したい。

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