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多すぎる年金事務所を機構理事長が問題視 
「このままで良いはずがない」と統廃合に意欲

社保審年金事業管理部会レポート
2025年10月3日
川辺 和将 /  金融ジャーナリスト

厚生労働省社会保障審議会は9月19日、第80回年金事業管理部会を開き、業務運営改革(ビジネスプロセス改革)を「B」評価とするなど日本年金機構の業務実績評価案を正式に了承しました。日本年金機構の理事長は、拠点数が全国300超に上る年金事務所の体制を見直す可能性を示唆し、遠隔技術や生成AIによって業務を効率化していく方向性について説明しました。

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川辺 和将

 金融ジャーナリスト

毎日新聞社に入社後、長野支局で警察、経済、政治取材を、東京本社政治部で首相官邸番を担当。金融専門誌の当局取材担当を経て2022年1月に独立し、主に金融業界の「顧客本位」定着に向けた政策動向を追いつつ官民双方の取材を続けている。株式会社ブルーベル代表。東京大学大学院総合文化研究科(比較文学比較文化研究室)修了。