※前編は下記URLからご覧いただけます。
https://al-in.jp/21255/
3. 資産運用の現状と課題
ここで私立大学を例にとり資産運用状況を概観しよう。国内の私立大学全体の資産運用残高は、2016年度末の8兆2,500億円から2023年度末の10兆円へと趨勢的に増加傾向にある(図表10)。これは年平均にして2.84%増とそれほど高率とは言えないが、教育研究活動等に充てるインカム収入を毎年確保しながら資産運用を行う大学の実情を考えると、相応の伸びを見せていると評価できよう。
※前編は下記URLからご覧いただけます。
https://al-in.jp/21255/
ここで私立大学を例にとり資産運用状況を概観しよう。国内の私立大学全体の資産運用残高は、2016年度末の8兆2,500億円から2023年度末の10兆円へと趨勢的に増加傾向にある(図表10)。これは年平均にして2.84%増とそれほど高率とは言えないが、教育研究活動等に充てるインカム収入を毎年確保しながら資産運用を行う大学の実情を考えると、相応の伸びを見せていると評価できよう。