資産運用立国の実現に向けた官民対話の新たな挑戦 ──「資産運用フォーラム」が描く日本市場の未来とは
③日本の金融リテラシー向上へ、将来の資産運用を支える人材を育てる
2025年9月11日
日本が「資産運用立国」を掲げるなか、その中核となる官民連携の対話プラットフォーム「資産運用フォーラム」が注目を集めている。ブルームバーグが事務局を担い、国内外の資産運用会社が中心となり活動。業界の未来を左右するテーマについて議論が進められている。金融庁はオブザーバーとして参加している。日本政府などが金融資本市場における取り組みを世界に発信する「Japan Weeks 2025」のメインイベントとして、10月21日にフォーラムの年次会合が開催され、成果をまとめた声明文が発表される予定だ。 フォーラム設立の背景や意義、今後の展望などについて、ブルームバーグ日本統括責任者ノーマン・L・トゥエイボーム氏に話を聞いた(全3回)。 3回目は、政府が進める「資産運用立国実現プラン」への評価や、金融経済教育の重要性などについて語ってもらった。