【プレスリリース / 東京】 世界をリードするアドバイザリー、ブローキング、ソリューションのグローバルカンパニーである WTW(NASDAQ:WTW)が毎年実施している退職給付ベンチマーキング調査の最新の調査結果(2024年調査)によれば、企業間の平均的な給付水準を比較するために設定した標準者(22歳入社 60歳時点)の退職給付水準は約24,700千円となり、2016年調査における約24,934千円から減少していることが明らかとなりました。これは名目ベースとしては約1%の減少にとどまりますが、期間中の物価上昇を考慮した実質ベースの比較では8年間で約12%減少していることを意味しており、実質賃金の上昇へ向けた持続的な賃上げが進む中で、物価や給与に対する退職給付の相対的な価値低下が急速に進行していると考えられます。