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連載 小倉邦彦の資産運用時事コラム 第22回
アセットオーナープリンシプルで注目を集めるOCIOを徹底解説 前編:OCIOの基礎知識~多様な形態、採用するメリット、日本ではなぜ普及が進まないのか?

2025年1月20日
小倉 邦彦 /  『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

目次

前 編 OCIOの基礎知識

はじめに

OCIOの基本的概念と仕組み

 ・OCIOプロバイダーは誰?

 ・Full Fund Mandate(全体委託)とPartial Fund Mandate(部分委託)

 ・Open Architecture(他社ファンドのみ)⇔ Closed Architecture(自社ファンドのみ)

 ・Full Discretion(単独裁量権)とPartial Discretion(限定的裁量権~一部同意要)

OCIO起用のメリット、アセットオーナーがOCIOを起用する理由

 ・OCIOを起用するメリット

 ・アセットオーナーがOCIOを起用する理由

 ・OCIOプロバイダー側のメリット

OCIOを起用してもアセットオーナーに残る責任とは?

OCIO起用の際の注意点

なぜ、日本ではOCIOが普及しなかったのか?

今後、OCIOはDBにも普及するか?

おわりに


後 編 DB関係者とOCIOについて語る(仮想座談会)

仮想座談会出席者一覧

AOPを契機に認知度が高まる

これまで利用が進まなかった背景

これからOCIOの利用が進む可能性

Full Fund Mandate(全体委託)はやはり日本のDBでは難しい?

OCIOに期待するもの

本日のまとめ:普及はまだ限定的だが、2025年はDBにとってOCIO「元年」?


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小倉 邦彦

 『オルイン』シニアフェロー
元 三井物産連合企業年金基金 シニアアドバイザー

1980年三井物産株式会社入社。本社、広島支店、ドイツ(デュッセルドルフ)等にて経理、財務業務を担当後、1998年~2006年 本店プロジェクト金融部室長。
2006年~2009年 米国三井物産ニューヨーク本店財務課 GM。
2009年~2011年 本店財務部企画室 室長。
2011年~2013年 三井物産フィナンシャルサービス株式会社 代表取締役社長。
2013年~2017年 三井物産都市開発株式会社CFO。
2017年5月~2022年6月 三井物産連合企業年金基金 常務理事兼運用執行理事。
2022年7月~2023年3月 同基金シニアアドバイザー。

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