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米国経済 Deep Insight 第8回 
米年末商戦は堅調な滑り出し

ニッセイ基礎研究所の窪谷浩氏が解説
2024年12月20日
窪谷 浩 /  ニッセイ基礎研究所 経済研究部 主任研究員

当シリーズでは、ニッセイ基礎研究所の経済研究部で主任研究員を務める窪谷浩氏が、米国の社会・経済の先行きを考える上で欠かすことのできないイベント、ニュースや経済指標をピックアップ。さまざまな切り口から分析・解説していく。

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米国の個人消費はGDPの7割を占める最も重要な項目である。米国経済は2024年7-9月期の実質GDP成長率が前期比年率2.8%(前期:3.0%)と前期から小幅低下も堅調を維持している。これは個人消費が3.5%増(前期:2.8%増)と堅調となっていることが大きい。個人消費は雇用増加や賃金上昇に加え、株高や不動産価格の上昇など良好な家計のバランスシートに支えられている。

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窪谷 浩

 ニッセイ基礎研究所 経済研究部 主任研究員

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