メニュー
閉じる

米国経済 Deep Insight 第5回 
移民急増の影響か 米雇用統計に生じた珍事

ニッセイ基礎研究所の窪谷浩氏が解説
2024年6月27日
窪谷 浩 /  ニッセイ基礎研究所 経済研究部 主任研究員

当シリーズでは、ニッセイ基礎研究所の経済研究部で主任研究員を務める窪谷浩氏が、米国の社会・経済の先行きを考える上で欠かすことのできないイベント、ニュースや経済指標をピックアップ。さまざまな切り口から分析・解説していく。

―――――――――――――――――――――――――

米国の労働統計局(BLS)が発表する雇用統計は速報性などから非常に重要な指標となっており、市場の注目も高い。雇用統計は非農業部門の雇用、労働時間、収入などを業種や地域の詳細とともに測定する事業所調査(CES)と、人口動態の詳細に基づいて16歳以上で刑務所などの施設に入っていない人口の労働力状態を測定する家計調査(CPS)に分かれている。

ここから先は会員登録が必要です。

会員登録をされている方

窪谷 浩

 ニッセイ基礎研究所 経済研究部 主任研究員

よく見られている記事ランキング