債券市場の観点:債券エクスポージャーの再構築
2022年9月7日
ロベコ・ジャパン株式会社
米国債市場を見る限り、債券市場にとって2022年上期は1788年以降で最悪の期間となりました。年初来、金利の上昇とクレジット・スプレッドの拡大を背景に、世界の債券市場では極めて大規模なリプライシング(価格水準の調整)が進んでいます。その一方で、債券関連のさまざまな資産クラスにおいては、名目利回りが過去10年間で最高の水準に達しています。利回りの上昇を受けて、この先数年間により高いインカムを獲得する機会が、大きく広がっています。
その結果、債券は他の資産クラスにとっての、魅力的な代替手段となりつつあります。また、株式よりもボラティリティが相当程度低いという、追加的なメリットも存在します。債券は再び、従来からの典型的な役割を果たすようになっています。
要点
- 債券がもたらすポートフォリオの分散効果は歴史的に証明済み
- 足元で債券利回りは非常に魅力的な水準に
- インカムを生み出す資産クラスとして債券の魅力が再び高まる
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