債券市場の観点:債券エクスポージャーの再構築
2022年9月7日
ロベコ・ジャパン株式会社
米国債市場を見る限り、債券市場にとって2022年上期は1788年以降で最悪の期間となりました。年初来、金利の上昇とクレジット・スプレッドの拡大を背景に、世界の債券市場では極めて大規模なリプライシング(価格水準の調整)が進んでいます。その一方で、債券関連のさまざまな資産クラスにおいては、名目利回りが過去10年間で最高の水準に達しています。利回りの上昇を受けて、この先数年間により高いインカムを獲得する機会が、大きく広がっています。
その結果、債券は他の資産クラスにとっての、魅力的な代替手段となりつつあります。また、株式よりもボラティリティが相当程度低いという、追加的なメリットも存在します。債券は再び、従来からの典型的な役割を果たすようになっています。
要点
- 債券がもたらすポートフォリオの分散効果は歴史的に証明済み
- 足元で債券利回りは非常に魅力的な水準に
- インカムを生み出す資産クラスとして債券の魅力が再び高まる
◆ レポート全文のダウンロードはこちら ◆
お問い合わせ
ロベコ・ジャパン株式会社 営業部
TEL 03-4589-5570
ウェブサイト www.robeco.jp
ピックアップ
よく見られている記事ランキング
-
投資家必見! 2025年マーケット展望
2025年は勝ち組・負け組が鮮明に…プロに聞く「投資妙味」のあるセクター、銘柄選別の視点とはWeb限定 市場見通し -
オルタナティブ投資 発展の歴史 第5回 最近のオルタナティブ投資事情(前編)
Web限定 オルタナティブ 寄稿 -
投資家必見! 2025年マーケット展望
2025年、世界経済のカギ握るトランプ政策の“優先順位” 「不確実性」に潜むリスクとチャンスを探るWeb限定 市場見通し -
連載 小倉邦彦のセミナーレポート 第12回 PGIMジャパン・セミナー 2025年の世界経済・債券・不動産市場の展望(後編)
Web限定 セミナーレポート -
オルタナティブ投資 発展の歴史 第4回 どうやって投資するのか?(後編)
Web限定 オルタナティブ 寄稿 -
投資家必見! 2025年マーケット展望
2025年はトランプ氏の“胸先三寸”次第。日本株市場で投資家はどう立ち向かうべきか
ニッセイ基礎研究所・井出真吾氏に聞くWeb限定 市場見通し -
連載 小倉邦彦のセミナーレポート 第12回 PGIMジャパン・セミナー 2025年の世界経済・債券・不動産市場の展望(前編)
Web限定 セミナーレポート -
【徹底解説】FRBタカ派転換で株価急落!日銀ハト派で円安加速、今後の為替・株価はどうなる?
Web限定 寄稿 市場見通し -
投資家必見! 2025年マーケット展望
「トランプ復権」の2025年、世界経済とマーケットはどうなる? 最適な投資判断のために“いち早く”押さえておきたい「基本シナリオ」とは?Web限定 市場見通し -
「Tokyo Asset Management Forum2022 Autumn」
開催レポート
運用会社の多様化でアセットオーナーの運用高度化を後押しするWeb限定 セミナーレポート