クレジット四半期アウトルック:大盤振る舞いに伴う混乱
2022年7月15日
ロベコ・ジャパン株式会社
2022年7-9月期「クレジット四半期アウトルック:大盤振る舞いに伴う混乱」
要点
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米国債市場では、1 月~4 月期に、1788 年以降で最も大きな調整が見られました。その上、クレジット・スプレッドも拡大しました。債券市場におけるリプライシング(価格水準の調整)の動きは、あらゆる評価基準において非常に大きなものでした。世界情勢には厳しさがにじみ、弱気相場入りも容易に想定されます。
その一方で、パニックやボラティリティが投資機会に結び付くこともあります。既に投資機会が生じるようになった市場も散見されます。足元の水準で投資適格債市場には割安感が存在するため、ボラティリティに耐えられる投資家、長期的な投資のホライズンに備えることができる投資家にとっては、購入を始めるタイミングかもしれません。一方、ハイイールド債市場はその段階に至っていませんが、同市場の中でも信用力の高い銘柄は既に魅力的であると判断しています。信用力の低いB 格~CCC 格の銘柄は依然として脆弱であるとみられ、景気後退入りの懸念が強まる中で、さらにアンダーパフォームする可能性があります。
要点
- インフレ圧力が高まる中で、経済成長に対するリスクも増大
- 年初来の調整を受けて、バリュエーションは大幅に改善
- 債務残高が過去最高の水準に達する中で、セーフティーネットは除外された
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