クレジット四半期アウトルック:タックルをしなければならない時点で既にミス
2022年4月7日
ロベコ・ジャパン株式会社
2022年4-6月期「クレジット四半期アウトルック:タックルをしなければならない時点で既にミス」(パオロ・マルディーニ)
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2年間にわたるパンデミック危機の下で多くの経済指標に歪みが生じたため、ロシア・ウクライナ危機が深刻化する前の段階から、経済評価の作業には困難が伴いました。このためロベコでは、前回のクレジット四半期アウトルックに「不完全な情報に基づく不完全な予測」というタイトルを付けました。ロシアによる軍事侵攻、原油価格の上昇、サプライチェーンのさらなる混乱を考えると、ファンダメンタルズに関してさらに幅広い可能性を評価する必要が生じていることは明らかです。方向性としては、経済の下振れリスクが顕著に高まり、景気後退入りのリスクが公然と議論されています。実際に景気後退に陥るのは1~2年先のことかもしれませんが、市場ではこの先1年以内にそうなる展開が想定される可能性があります。
要点
- ファンダメンタルズは悪化し、幅広いシナリオが想定されるように
- バリュエーションが平均的水準で安定することはないが、一定のリスクは織り込まれた模様
- 中央銀行(FRB)がインフレ対応に追われるためテクニカルは脆弱。後手に回った対応の迅速な修正が必要に
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