グローバル債券マクロ・アウトルック:マルチプル・シグマ・イベントの再来
2021年12月16日
ロベコ・ジャパン株式会社
2022年第1四半期「マルチプル・シグマ・イベントの再来」
2022年を目前に控え、グローバルな債券市場ではボラティリティが上昇傾向にあります。短期年限のユーロドル先物価格は1日で25bps変動し、米ドルは対トルコ・リラで急激かつ無秩序な状態で上昇し、中国のハイイールド債のスプレッドは2008年における米国のハイイールド債の水準を既に上回っています。10年債利回りは10カ月前と同様の水準で推移しているものの、世界の債券市場全体を見渡すと、マルチプル・シグマ・イベント(複数の標準偏差(σ:シグマ)で表されるような極端に発生確率の低いイベント)の再来が確認されます。
要点
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「グローバル債券マクロ・アウトルック」
2022年を目前に控え、グローバルな債券市場ではボラティリティが上昇傾向にあります。短期年限のユーロドル先物価格は1日で25bps変動し、米ドルは対トルコ・リラで急激かつ無秩序な状態で上昇し、中国のハイイールド債のスプレッドは2008年における米国のハイイールド債の水準を既に上回っています。10年債利回りは10カ月前と同様の水準で推移しているものの、世界の債券市場全体を見渡すと、マルチプル・シグマ・イベント(複数の標準偏差(σ:シグマ)で表されるような極端に発生確率の低いイベント)の再来が確認されます。
要点
- 新型コロナウイルスの動向によってこれまでコンセンサスだった見方が揺るがされることに
- その結果、長期債利回りは10カ月前と同様の水準で推移
- 一方、中国関連の問題が重しとなってクレジット市場には割高感が台頭
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