グローバル債券マクロ・アウトルック:トンネル・ビジョン(視野狭窄)
2021年10月1日
ロベコ・ジャパン株式会社
2021年第4四半期「トンネル・ビジョン(視野狭窄)」
前回のグローバル債券マクロ・アウトルック「インフレに対する過剰反応」において、パンデミック危機が終盤を迎える中、債券利回りの上昇、イールドカーブのベア・スティープニング、長期的なインフレ上昇、持続的な経済成長という見方が広がっていることに対して、疑問を投げかけました。その後、10年物米国債利回りは25bp低下し(フォワード対比ではそれ以上)、5年/30年のカーブは35bpフラットニングしています。
要点
- 債券市場は底堅さを維持しているが、コンセンサスは依然としてショート・ポジション
- ポジショニングが変わらない中で、ペイン・トレードが引き続き波乱要因に
- 米国の債務上限問題、冬場のウイルス感染拡大、中国経済の減速が注目される見通し
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