フランクリン・テンプルトン:マクロ見通し-経済成長、金利、インフレ
経済成長、インフレ、その他のマクロ経済要因の先行きについて運用担当者の意見は必ずしも一致するわけではありません。現状についても例外ではありません。
しかし、世界中で新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、各種の制限が緩和され、足元の力強い景気回復が続く可能性が高いということは共通した意見といえます。また、景気拡大に伴いインフレ懸念が顕在化する中、それが一時的かあるいは持続的かということの見極めが重要となっています。
世界経済のけん引役が回復する中、経済成長、金利、インフレ、米ドルの先行きを問う声が高まっています。
本稿は、グループ内の運用担当者5名が、そうした疑問等に見解を述べたものです。
主な論点
•世界経済の拡大が2021年後半に加速する可能性が高いという点で意見は一致していますが、それ以降の拡大ペースについては意見が分かれており、地域ごとの成長率予測には大きなばらつきが見られます。
•米国では今年はインフレ率は上昇するとの見方で一致していますが、インフレ率の上昇が今後5年間にわたって続くかどうかについては意見が分かれています。
•米国では金利はいずれ上昇する可能性が高いと思われるものの、世界的に見ると先行きはそれほど明らかではありません。欧州の金融政策は緩和スタンスが維持される見通しであり、米国も異例の金融・財政政策を継続してきただけに、先行きは複雑な様相を呈しています。
•ポートフォリオにおける債券投資の意義についても議論しており、金利が上昇する可能性がある局面でも債券は、株式など他の資産に対する分散、リスク低減、キャピタルゲインやインカムゲインの獲得に有効であるとの考えを改めて示しています。
レポート全文はこちら:マクロ見通し:経済成長、金利、インフレ
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フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社
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EMAIL: FTJ_Inst_Sales@franklintempleton.com
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