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【ティー・ロウ・プライス】
確定拠出年金制度におけるデフォルト設計の再考

2026年3月9日
ティー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社


変化する市場環境におけるデフォルト設計の再考
日本への示唆


サマリー

  • 人口動態の歪み、インフレなど経済見通しの変化から、米国の確定拠出年金(DC)制度ではデフォルト設計を見直す動きが進んでいます。
  • 再検討の軸となっているのは、①超低金利の終了による金利上昇を受けた債券資産の再評価、②デフォルト運用におけるプライベート資産の組み入れ拡大、③アクティブ運用の位置づけに関する多角的な再検証、という三つの潮流です。
  • こうした動向は、より複雑な投資環境に直面する日本の年金スポンサー、企業、アドバイザーにとって有益な示唆を提供しています。


日本の退職貯蓄者は、人口動態の歪み、経済見通しの変化、そして市場ボラティリティの再燃といった複合的な不確実性の高まる時期を乗り切ろうとしています。長年にわたり物価安定が続いてきた日本においても、近年は食料品やエネルギー、日用品を中心に急速な物価上昇が意識されるようになり、家計における経済面での安心感に対する認識に変化が生じています。加えて、平均寿命の伸長や就労形態の変化は、退職後の資産形成を一段と複雑なものにしています。

同様の市場環境下で、米国の確定拠出年金(DC)制度は転換点を迎え、デフォルト設計(DC加入者が特段の選択を行わない場合に自動的に適用される運用設計)を見直す動きが進んでいます。制度や規制の枠組みは日米で異なるものの、米国DC市場におけるこうした動向は、より複雑な投資環境に直面する日本の年金スポンサー、企業、アドバイザーにとって有益な示唆を提供します。

現在の再検討の軸となっているのは、①債券資産の再評価、②デフォルト運用におけるプライベート資産の組み入れ拡大、③アクティブ運用の位置づけに関する多角的な再検証、という三つの潮流です。


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