金融政策分析レポート「セントラル・バンク・ウォッチャー:トランプ関税がもたらす不確実性」
2025年3月10日
ロベコ・ジャパン株式会社

<要点>
- 米連邦準備制度理事会(FRB):利下げ続行前の小休止
- 欧州中央銀行(ECB):中央銀行としての役割
- 中国人民銀行(PBoC):停止でなくペースダウン
- 日本銀行:段階的な利上げ路線
トランプ新政権の通商政策が世界のインフレ動向にどのような影響を及ぼすかについて、不透明感が増しています。このような環境において、今後数カ月間、主要中央銀行は金融政策の舵取りにおいて独自の路線を維持することが予想されます。
米国では、インフレが政策目標を上回り労働市場が底堅く推移する中で、FRBは様子見の姿勢を採っているようです。もっとも、政策スタンスは依然として抑制的であると見られており、緩和バイアスは維持されています。従って、ロベコは中心シナリオとして、失業率が再び上昇するリスクを念頭に、FRBは年央までに「中立的な」水準に向けた利下げを再開すると予想しています。
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