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グローバル債券マクロ・アウトルック:シーズン・フィナーレ

2024年10月3日
ロベコ・ジャパン株式会社
年末に向けて、スリリングなフィナーレの舞台が整ったようです。米連邦準備制度理事会(FRB)は、失業が増加する中でも、インフレの低下トレンドが明確になるまで様子見を続けてきました。パウエル議長は、7月の雇用統計が弱含んだことを受けて、8月のジャクソンホール会合において方針を転換し、利下げのタイミングが到来したと発言しました。

米国では1年前から失業が増加に転じています。失業率上昇への対応が遅れたことで、金融引き締めの影響が当初の予想よりも強い影響を及ぼすのではないかという懸念が高まっています。登場人物の一挙手一投足が結末を左右する「シーズン・フィナーレ(最終回)」のように、利下げのタイミングと影響に注目が集まっています。



<要点>

  • FRBのインフレ低下トレンドへの対応の遅れにより景気後退リスクが増大
  • 米国の財政政策はさらに緩和される見通し
  • イールドカーブのスティープナーを積み増す一方で、クレジット市場ではディフェンシブな姿勢を維持



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