来週を考える | 2024.09.27
2024年9月30日
アリアンツ・グローバル・インベスターズ株式会社
アジアは米国の利下げにどう反応するか?
米連邦準備制度理事会(FRB)が9月17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げサイクルを開始し、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を50ベーシスポイント(bp)引き下げて4.75~5%としました。米金利の低下は、アジアにとってはプラスとなります。米国とアジアの金利差縮小はアジア通貨を下支えし、アジア各国の中央銀行が国内の金融情勢を緩和する余地を生むためです。
米金利が低下する中、アジア各国の中央銀行の反応関数は、次の4つの主要条件によって異なります。(1) 中立金利の水準、(2) 通貨安定リスク、(3) 国内需要の状況、(4) 金融安定をめぐる懸念。
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