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来週を考える | 2024.07.12

2024年7月12日
アリアンツ・グローバル・インベスターズ株式会社

国民の不満の新たなはけ口

英国とフランスでここ数週間に行われた議会選挙は、ポピュリストの主張が持つ潜在的な破壊力を思い起こさせるものでした。この2つの選挙には、共通点がありました。英国の投票制度もフランスの投票制度も反体制勢力の台頭に不利に働く傾向があること、どちらの選挙も現政権に対する有権者の不満を背景に実施されたこと、そしてどちらのケースもポピュリスト政党が選挙の行方に大きな影響を及ぼしたことです。

しかし、最終的な結果には大きな違いがあり、投資家にとって長期的に非常に異なる影響をもたらす可能性があります。その一部は、マクロン大統領が議会選挙を実施するという予想外の決定を下して以来、英国とフランスの株式市場のパフォーマンスが乖離していることにすでに表れています。


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