クレジット四半期アウトルック:インフレ圧力と景気後退リスクの板挟み
2023年7月7日
ロベコ・ジャパン株式会社
2023年7-9月期「クレジット四半期アウトルック:インフレ圧力と景気後退リスクの板挟み」
市場では1年以上前から、米国経済の景気後退入りに関する議論が続いています。ロベコも過去数四半期にわたって、景気後退入りリスクの高まりについて詳細に論じてきましたが、いまだに景気後退局面を迎えていません。一方、欧州では、足元でドイツのGDP成長率が2四半期連続でマイナスとなり、テクニカルな景気後退局面に入りました。成長率の低下を主導しているのは製造業セクターであり、失業率が依然として低いため、消費者は悪影響を実感していません。
<要点>
- 市場は根強いインフレ圧力と景気後退リスクの板挟み状態に
- 中央銀行はインフレ対策として景気の減速を甘受せざるを得なくなることも
- ロベコは引き続き押し目買い(および戻り売り)のアプローチを選好
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