クレジット四半期アウトルック:押し目買いのスタンス
2023年4月5日
ロベコ・ジャパン株式会社
2023年4-6月期「クレジット四半期アウトルック:押し目買いのスタンス」
要点
ロベコは過去数四半期にわたって、サイクルの最終盤におけるポートフォリオ戦略を策定する手段として、FRBの最後から 2番目の利上げのタイミングを見極めるというテーマを掲げてきました。FRBの引き締めサイクル完了に関する市場のプライシングを見ると、ロベコが当初から認識していたように、これは容易なテーマではないことがわかります。
昨年末の時点では、FRBのタカ派的な発言や労働市場関連の底堅い指標を根拠として、先行きの金利見通しが上方修正されました。一時は、最大6回の追加利上げが織り込まれていましたが、最近では、2023年末までに2回の利下げが織り込まれるようになりました。このような市場の調整は、非常に高い水準の債務残高(対GDP比率)、記録的水準に達した企業利益率、安価なマネーの供給が過度に長期化したとの見方に象徴される、経済の不均衡の大きさを反映する動きと言えるでしょう。要点
- 経済情勢は依然良好ながら与信の状況は急速に逼迫
- 昨年11月のピークと同様、今年3月のピークは買いの好機だった
- 政策介入と銀行セクターのストレスは投資機会を提供
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