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債券総合型アクティブ運用ポートフォリオにおける分散投資の有意性

2020年9月24日
西村 研一郎 / ラッセル・インベストメント コンサルティング部 コンサルティング アナリスト

今年は債券のアクティブ運用戦略間で超過収益の相関が高まっている。

弊社調査結果(2020年6月末時点、ユニバース数 83)では、2020年1~3月期は74%の運用機関がアンダーパフォーム、4~6月期は88%の運用機関がアウトパフォームという結果になった。

このような結果になった理由は各運用機関が超過収益獲得のためにクレジットリスクによるプレミアムを選好してきたことにある。低金利かつイールドカーブのフラット化が進んだことによって金利戦略での収益獲得が難しい現在の環境下では致し方ない選択であると言えよう。

一方、アセットオーナーの立場では、

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